日本に着いたら | ジャパントラベルガイドインフォメーション
長時間のフライトの後、飛行機から降りたら、まずは入国審査が待っています。その後、荷物を受け取り、税関を通過します。
入国審査場(immigration/passport control)へ移動、カウンター前の列に並んで入国審査官に呼ばれるまで待機します。
審査時に必要な書類はパスポートと入国カード(immigration card)です。
入国カードは必要な場合と不要な場合があるので、事前に確認しておくと安心です。
また、査証(visa)、出国時の航空券などが必要になる場合もありますので、取り出しやすいところに入れておくようにしましょう。
入国カードは基本的に飛行機の中で配布されますので、飛行機に乗っている間に記入を完了させましょう。
入国審査のカウンターでは、審査官から次のような項目を質問されます。スムーズに回答するようにしましょう。
滞在の目的(観光、仕事、留学など)、滞在期間、滞在先(ホテル名など)
出発地で預けた荷物を受け取りましょう。電子掲示板で搭乗便と受取場所を確認し、荷物が来るのを待ちます。
荷物が見当たらない場合には、その場で航空会社のスタッフに申し出るようにしましょう。
荷物を引き取り、税関を通過します。飛行機で機内食として配布された食べ物などを持ち込む場合、税関で確認を受ける場合があります。
税関を通過したら、一旦手荷物をすべて確認します。そして、到着ロビーを出る前に目的地までの経路を確認するようにしましょう。
まずは、目的地の最寄りの駅を確認しましょう。そのうえで、空港から最寄駅への経路を確認し、空港からどの路線を選ぶべきか確認しましょう。
公共交通機関は定刻通り運行するため、電車やバスなどの移動をおすすめします。
移動を始める前に、お財布に日本円を入れておくと便利です。日本で使わない金銭は鞄の中に保管しましょう。
到着ロビーを出たら、早速目的地へ向かいましょう。
羽田空港、成田空港、関西国際空港、新千歳空港、福岡空港など、大型の空港では電車、高速バスが主な手段です。
1. 主要な国際空港と接続する電車
1. 羽田空港:京浜急行、東京モノレール
2. 成田空港:成田スカイアクセス線、京成本線、JR線
3. 関西国際空港:JR線、南海線
4. 新千歳空港:JR線
5. 福岡空港:地下鉄
2. 料金の目安
新千歳空港→札幌駅(リムジンバス:1100円、電車:JR1990円)
新潟空港→新潟駅(リムジンバス:420円)
仙台空港→仙台駅(リムジンバス:660円、電車:JR660円)
成田空港→東京駅(高速バス:1300円、電車:成田エクスプレス利用3270円、京成スカイライナー利用2680円)
成田空港→新宿駅(リムジンバス:3200円、電車:成田エクスプレス利用3250円、京成スカイライナー利用2720円)
羽田空港→東京駅(リムジンバス:950円、電車:京急・JR利用470円)
羽田空港→新宿駅(リムジンバス:1250円、電車:京急・JR利用500円)
中部国際空港→名古屋駅(リムジンバス:1500円、電車:ミュースカイ利用1250円)
関西国際空港→大阪駅(リムジンバス:1600円、電車:JR利用1210円)
関西国際空港→京都駅(リムジンバス:2600円、電車:JR3630円、南海・地下鉄・JR利用1730円)
広島空港→広島駅(リムジンバス:1370円)
大分空港→大分駅(バス:1550円)
福岡空港→博多駅(電車:地下鉄260円)
那覇空港→牧志駅(電車:ゆいレール300円)
3. きっぷの購入
券売機または窓口で乗車券を購入しましょう。現金で購入します。公共交通機関での移動が多い場合は、SUICAなどのICカードの購入をお勧めします。
1. スマホがあなたの助っ人
目的地までの経路を探すとき、道に迷ったときには、「Google Map」などのアプリの手助けを得ると良いでしょう。
< おすすめアプリ >
a. 「Google Map」:移動先の地図確認
目的地までの経路を公共交通機関や車、徒歩など手段に応じ提示します。グルメ、ショッピング情報も知らせます。
b. 移動手段の確認:「Japan Travel by NAVITIME」
目的地までの経路を公共交通機関を利用する場合で検索します。ジャパン・レール・パスを利用する場合の経路も知らせます。
c. 翻訳アプリ:「Google 翻訳」
文字入力、音声入力、手書き入力、カメラによる画像入力を通じて翻訳を行う定番の翻訳アプリです。
読み取った原稿を、音声で読み上げる機能もあります。
d. 翻訳アプリ:「Papago」
Google 翻訳同様の多機能な翻訳アプリです。加えて、旅行向け日常会話集も収録されています。
e. 翻訳アプリ:「DeepL」
精度の高い翻訳として知られるDeepL。文字入力および音声認識のみ対応しています。
アプリで不安の感じる場合、特に商談などでは、事前に翻訳・通訳会社に問合せましょう。
弊社株式会社ビーコスでも対応しております。URL: b-cause.co.jp
2. 現金大国日本
クレジットカードや電子マネーを使用できない観光スポットやお店が多数あります。
少額でも現金を持ち歩くことをおすすめします。
現金を入手する4つの方法をお伝えします。
a. セブン銀行
全国26,000台以上のATMが、コンビニエンスストアのセブン・イレブン店舗はもちろんのこと、駅や空港、商業施設に設置されています。
ATMの操作は、10言語の多言語対応で記されています。
b. 銀行の両替サービス
日本の大手銀行であるみずほ銀行、三菱UFJ銀行、SMBC信託銀行などでは、両替サービスを提供し、空港の支店でも対応しています。
ただし、銀行での両替はレートがあまり良くない点が難点です。
URL: みずほ銀行 両替ショップ・外貨自動両替機
URL: 三菱UFJ銀行 外貨両替専門コーナー
URL: SMBC信託銀行 外国為替
c. トラベレックスジャパン
主要な空港や駅、観光地、商業施設など、全国90か所以上に店舗があります。両替金額に応じて航空会社のマイルもたまります。
3. 荷物の持ち運び
a. ロッカー
駅や大型商業施設にはコインロッカーがあります。大きな手荷物はロッカーに預けましょう。1日400円~700円程度が一般的です。
複数日預けられるロッカーもありますが、1日のみのロッカーも多く存在しています。預ける際に注意書きをよく読みましょう。
b. 電車・バスでの荷物置き場
電車やバスでは、座席上部のスペースに荷物を載せられる場合があります。
c. 追加予約・支払い
新幹線に大きな荷物を持ち込む際には、特別に座席予約または支払いが必要です。
「3辺の合計が160cm超250cm以内の荷物(特大荷物)を車内に持ち込む場合は、特大荷物スペースつき座席(指定席)を事前予約することとなります。
ペットなどの持ち込みについては、新幹線以外の普通電車でも手回り品料金(1個290円)を支払う必要があります。
詳しくは、JR各社HPページを確認しましょう。
参考URL:
JR東日本「きっぷあれこれ 手回り品」
https://global.jr-central.co.jp/en/tickets/type/belongings.html
JR東海「東海道・山陽・九州新幹線への特大荷物のお持ち込みについて」