祇園祭
京都祇園祭は、京都市東山区の八坂神社の祭礼で、明治までは祇園御霊会と呼ばれた。貞観年間より続く京都の夏の風物詩である。2022年の祇園祭で1826年を最後に巡行を休止している山車「鷹山」が、24日の山鉾巡行で196年ぶりに復帰する。
京都五山送り火
夏の夜空を彩る「京都五山送り火」は、お盆の精霊を送る伝統行事です。東山に大の字が浮かび上がり、続いて、松ケ崎に妙・法、西賀茂に船形、大北山に左大文字、そして、嵯峨に鳥居形が点ります。これら5つの送り火はすべて京都市登録無形民俗文化財です。
時代祭
平安遷都1100年を記念して明治28(1895)年に始まった時代祭は、平安神宮の大祭です。明治維新時代から平安京の造営された延暦時代まで、約2000人の市民が、時代時代のスタイルに扮して、京都のまちを練り歩く時代風俗行列がみどころです。
葵祭
爽やかな初夏の京都を優雅な行列で彩る葵祭。今から約1500年前に始まったとされる賀茂御祖神社(下鴨神社)と賀茂別雷神社(上賀茂神社)の例祭です。5月初旬からさまざまな行事(前儀)が行われ、5月15日には、およそ8キロもの距離を、平安装束をまとった人々が練り歩く「路頭の儀」が開催されます。